浦島
2017 / 06 / 17 ( Sat )
木曜日に、日帰りで横浜に行って来ました。
この前書いた、叔父の見舞いです。
また長文になるのでテキトーにスルーしてくださいね〜。


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ちょうどその日は、夫は会合があって帰りが夜になるというし
息子は夜勤なので、多少遅くなっても大丈夫だったので、前日に決めました。
あまり日にちが経つと、もう行かなくなってしまう気がして。

新横浜からローカル線 に乗り、懐かしい地名を追いながら外を眺めていたら
「浦島運送」っていう看板が目に留まりました。
このあたりにも浦島伝説があり、浦島という地名があるのを思い出しましたが
運送屋さんの名前としてはどうよ? ┐('~`;)┌ 
3日のつもりが3年経ってましたって、3年後に届いてもなぁ。
箱開けたら煙が出て、白髪頭のおばあさんになっても困るしなぁ。(もうなってるか?)ヾ(≧▽≦)ノ


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そんなことを思いながら、電車とバスを乗り継ぎ、やっと病院に着いたと思ったら
面会リストにない人は、リストにある人の了解がないと会えないし
今日は主治医がいないので、ダメだというのです。
リストにあるのは、叔父の連れ合いである叔母の妹と甥だということで
会ったこともなく、連絡先も何もわかりません。
兵庫県から、このためだけに日帰りで来たのだからと
成年後見人の書類も見せて事情を説明して
1時間半ほどのスッタモンダの末、なんとか会わせててもらえました。ε=( ´o`)
事前に電話しといた方が良かったらしいです。


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看護婦さんが、会う前に「amo子さんて知ってる?」って聞いたら
叔父は「自由が丘にいる姉さんの娘だ」って答えたそうです。( ゜o゜ )
50年ほど前に戻っちゃってますが、覚えててくれたんですね。

「子どもの時しか覚えてないから、大人の顔になっちゃってわかんないよ」
(大人になってからも何度か会ってるんですけどね。)
「amo子、amo子って言って、手ぇ引いて連れて歩いたんだよ」
って、うれしそうに話す顔や口調は、昔と変わらないおじちゃんでした。

いろんな思い出話をしてもほとんど覚えてないのに
そのなけなしの記憶の中に、私の名前があったことが無性にうれしくて。
やっぱり行ってよかったと思いました。


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帰って来てから、叔父を入院させてくれたという
叔母の妹と電話で話したのですが、やはりかなり悲惨な状況があったようです。
今はほっぺたもふっくらして、元気そうでしたから、落ち着いたのでしょう。

帰りの電車の中で
「オレいくつだと思う? 82歳だぞ。自分ではそう思ってないんだけど
どうやっても計算するとそうなるんだよな」
って何度も繰り返してた叔父を思い出し、なんだか浦島太郎みたいって思いました。
途中の記憶がないのに、いきなり白髪頭のおじいさん。
玉手箱のフタを開けちゃったんだね。


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花のコピー


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お茶っ葉のケーキ。緑茶の茶葉を食べると体にいいっていうので作ってみました
冷たいお茶を作るので、たくさん出るお茶殻の再利用も兼ねて。(^皿^)
2煎めくらいまでのお茶殻を濡れたまま、スティックミキサーで軽く粉砕してから
卵と牛乳、ホットケーキの生地に混ぜました。
卵は白身だけでもフツーに美味しかったです。卵かけご飯で黄身だけ使った残りとかがあればね。(^_-)-☆
オーブンで焼いたけど、フライパンでもいいかも。
ほんのりお茶の味がして、意外と美味しいです。


花のコピー


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大きなおにぎり
2017 / 05 / 31 ( Wed )
今日はちょっと思い出した家族の昔話。長いのでスルーしてくださいね。(*^ω^*)ノ彡
写真は今朝の庭の花です。


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小さい頃に、母の実家に行った時のことです。
まだ若かった叔父が、びっくりするくらい大きなおにぎりを
自分で作ってほおばってるのを、私は横で目を丸くして見ていました。
気がついた叔父が、「食うか?」って言って
少し取って小さく握り直して「ふん」って渡してくれました。
何も入ってない冷やご飯の塩にぎりでしたけど、うれしかったのを覚えています。


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母は9人兄弟の長女です。
戦後の物のない時代、着物や反物を持って
農家にお米を分けてもらいに行ったそうです。よく聞く話ですね。
農家の人も気の毒がって、白いご飯のおにぎりを出してくれるのだそうです。
薄い雑炊しか食べられなかった頃のこと
美味しくて、弟たちに食べさせたくて涙が出たとよく話してました。

9年前に母が亡くなって、納骨に来てくれた叔父と話していたら
その農家に連れて行ってもらって、おにぎりを食べさせてもらったと言うのです。
母の話は食べさせたかったというところで終わってましたが
本当に、順番に弟たちを連れて行ったのですね。

嫁入り支度の着物も貯金も、家族の食い扶持に使い果たした母も
やがて父と出会って結婚し、子どもも生まれました。
戦後20年近く経ち、白いご飯も好きなだけ食べられるようになって
おにぎりを食べさせたかった叔父と、娘の私が
大きなおにぎりを分け合って並んで食べていたあの時。
母にとっても叔父にとっても、幸せなひとときであったことでしょう。


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1週間くらい前のこと、横浜の区役所から1通の封書が届きました。
「◯○様におかれましては、事理の判断能力が不十分な状況と考えられるので
成年後見人をつける必要がある。それについての同意書を書いて返信せよ」
という内容でした。
◯○様のところには、叔父の名前が書いてありました。

叔父の家に電話してみたら、「現在使われておりません・・」のアナウンス。
親戚に電話して状況を聞いたら、叔父も叔母も入院していて、市営住宅も引き払われている。
叔父はもう、何もわからなくなっているということでした。
この叔父夫婦には子どもがいないので、甥・姪までの親族みんなにこの封書が届いたのです。

こんな風になる前には、大変な状況があったはずですが
親戚は誰も知らなかったようです。
何かあるといつも、うちの母に電話して来た叔父でしたが
その母も今は亡く、助けを求めるところがなかったのでしょうか。

親戚と相談して同意書の書類は返送しましたが、成年後見人は、親族ではなく
福祉制度の中の公的な立場の人にお願いすることになると思います。

もう、してあげられることはあまりないし、しかたないのだけれど、なんだかね。
まだわかるうちに会いに行けばよかった。たまには電話くらいすればよかった。

小さい頃から食い意地張ってた私の思い出話と、後悔先に立たずのウダウダ話。(^^;)ゞ
長々とお付き合いありがとうございました。


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花のコピー


庭では・・

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ブラックティー。ピンチしたぶっといベーサルシュートの先が伸びて、蕾が上がっています。
HTなので、側雷は取りました。2つだけ咲かせます。

あまり咲かなかったバラは、また蕾がポツポツ上がって来ています。
遅れて来た1番花か、早めの2番花か?
また少しの間、楽しめます。



花のコピー


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父の庭、その後
2012 / 11 / 08 ( Thu )
私の実家は横浜にあり、両親が亡くなって、今は貸家になっています。
最近になって法務局が登記上の地図の見直しをするとかで
土地調査の書類と一緒に、境界線の確認のため、写真を送って来ました。
昨日届いたその写真、久しぶりに見た実家の庭は、見るも無惨
荒れ放題というか・・ 草ぼうぼうの空き地か原っぱみたい。


実家の庭
送られて来たプリントアウトをスキャンした画像です。
屋根の高さくらいまで伸びたススキとセイタカアワダチソウ。
人が住んでるとは思えませんよね
どうなってるかと心配はしていたものの、ここまでとは・・・。



ユーパトリウム・チョコ


前に「父の庭」という記事にも書きましたけれど
父は植木好きで、庭を広くとるために家を狭くしてしまった人。
元々小さな建て売り住宅ですから、広いと言ってもしれていますが。

庭の景観を作ることには興味がなかったようで、鉢物が多く
南向きのこの場所は植木棚がたくさん並んでいました。
植木棚の間に、ユリやアヤメ、宿根草が覗いていました。
賃貸に出す前に植木棚は撤去しましたけれど。

ウインター・コスモス

奥には樹齢30数年の大きな柿の木と月桂樹があるはずですが
埋もれて見えません。
ムクゲもあったのに枯れたようです。
祖母が新築祝いに持って来てくれた形見の木なのに。
替わりに家の前で繁っている大きな木は、元々あった木ではないようです。
鳥が運んだ種で、何かの木が育ったのでしょうか。
草刈りをしてないのは、ちょっとやそっとの間じゃなさそうです。

ファビュラス

このご家族には5年ほど住んでいただいてますが
契約のときの条件で、草刈りや落ち葉の清掃など
庭の手入れは、ある程度していただくことになっています。
飲食店をされてるご家族なので、忙しいのでしょうけれど
これはあんまりです。父に申し訳ない気がします。

管理をしているはずの不動産屋さんに電話して
植木屋さんを頼んでもらおうと思います。
借り主さんにも厳重注意してもらいます。
所詮、人に貸してしまえばこんなもの。
庭に興味のない人にとっては、家だってボロいのに
何を大げさなと思われるかもしれないけれど
ここは父がいなくなってどれだけ経っても、父の庭なんです。

植木好きの人が借りてくれたらよかったのになぁ。
それよりも何よりも、父も母も元気で、老犬ラッキーと
植木だらけの庭で昔のように暮らしててくれたら、どんなによかったか・・。



ポーチ

ショックで、肝心の土地調査の書類にハンコ押して返送するの忘れそう。




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ちょっとお知らせ
2012 / 08 / 09 ( Thu )
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夫が昨日、急に高熱を出して入院しまして・・。
ちょっとした傷からの感染症なので、炎症が治まれば
熱も引いてすぐ退院できると思うんですが。

昼間はヘルパーさんに交代してもらうので
家に帰ってくるのですが、夜は病院に泊まり込みです。
これは夫が入院した時は、いつものことなので慣れてます。
いつでもどこでも3秒で寝つける体質なので
こういう時は助かります。

ブログの更新と、コメントへのお返事が遅れたり
皆さんのブログへのご訪問がしにくくなるかもしれませんので
とりあえずお知らせ、ということで。

今日、私が帰って来たら、ナルちゃん、喜びすぎて久々のうれション
ナルちゃんが来てからは、夜、私がいないことが一度もなかったので
さびしかったんでしょうね。
いつもより余分めにいいこいいこしてあげました。

庭は水やりだけ。せっかくクレマチスの2番花がまた咲き始めたのに
ゆっくり見てる余裕がないのが残念。
写真は、クレマチス・ソダーテイヤの2番花です。




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父の庭
2012 / 07 / 14 ( Sat )
さくら


父は植木が好きな人でした。
それはもう、私なんて足下にも及ばないくらい。

実家は小さな建て売り住宅でしたが
土地めいっぱい建てれば、もう少し大きい家が建ったものを
庭を少しでも広く取りたいがために、家を小さくしちゃったくらい。

桜、梅、柿、ムクゲ等の庭木、日よけの小さなブドウ棚
エビネやヤブコウジなどなどがあり、ジャングルみたい。
盆栽は一時期300鉢あったと豪語していました。

我が家のジャングル化は遺伝ですね。


えびね


子どもの頃、山野草の図鑑を見て、ヒトリシズカの群生が見てみたい
と父に言ったことがありました。

もうすっかり忘れた頃になって、「ほら・・」と
父が見せてくれたのは、小さな鉢にヒトリシズカが群生した盆栽。
まるで自然の群生の一部を切り取って来たようで
それは本当に美しい風景でした。

父が遺してくれたものは、いっぱいあるけれど
私にとって一番大きいのは、植物が好きであること・・
かもしれません。


ヒトリシズカ



父は7年前に交通事故で亡くなりました。

数日後、「水やりしなきゃ・・」と思って、久しぶりに庭に出てみると
そこには枯れ果てた鉢がいっぱいでした。
真夏の炎天下のこと、数日水をやっていないので
水涸れしただけではなくて、それ以前からすでに枯れているものも
多かったようです。

あんなに好きだった植木を枯らしてしまうほど
気力も体力もなくなっていたのでしょう。

そんな父の老いに、私はちっとも気づいていなかった・・。


ラッキー2

水やりを始めると、庭で飼っていた老犬ラッキーが
鳴きだしました。
吠えるのではなく、遠吠えともつかない
世にも哀しい声で鳴くのです。

毎日庭に出て来る父が、数日出て来ず
替わりに私が水やりを始めたことで
もう父は帰って来ないことを察したのでしょうか。

そんな声を聞いたのは後にも先にも、その一度だけでした。


芽


数日経った頃、枯れ木から芽が出ているものがありました。
几帳面な父の字で書かれた鉢札を見ると
「梅花ウツギ」と書いてありました。

ずっと前に、私がどこかで見かけて「梅花ウツギってきれいね」
って言ったことがありました。
父はそれを覚えていて、みつけて買って来たのでしょう。

母とラッキーを引き取って関西に帰って来る時に
この鉢も持ち帰りました。
あれから7年。30cmくらいだったものが
今では私の身長ほどに伸び、白い花をいっぱい咲かせてくれます。


梅花ウツギ1


毎年春に、この花の最初の一輪が咲くと、なぜかハッとします。
ヒトリシズカの時のように、「ほら・・」と言って
父が見せてくれているようで。

7月14日。今日は、父の命日です。
気がつけば、私の庭には父が植えていた花が
一つ、また一つと増えています。

目指せ300鉢! ちゃうか・・。


梅花ウツギ2







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